恋愛と結婚相談所ではデートの内容や、その行動に差があるかもしれません。
結婚相談所では短期決戦となるために、こういった相手のリードする力が試される場面が多々あります。
今回は私の結婚相談所は埼玉県でも郊外にあるので、それを基準に考察します。
デートの経験値は恋愛の経験値とイコールになるように思えますが、決してそんなことはありません。
女性を口説く事が上手な人は心理戦と豊富なボキャブラリーで手に入れる事ができるでしょう。
行動力がある人は色々な場所を調べ、構成力で自分の魅力を伝えるでしょう。
お金のある人はプレゼントなどの潤沢な資金力で戦う事でしょう。
といった風に、人それぞれの戦略があるのです。
残念ながら全てを兼ね備えている人はいません。
30代後半から40代など、ある程度の年齢で初婚となれば、単純に遊びの経験値不足の可能性があります。
例えば、東京の女性と栃木県の男性が知り合ったとします。
東京の女性は生活しているだけで多くの情報を自然と感じていますが、栃木県の男性は仕事場と田畑しか見えない環境だったりします。
そういった男性が都会へ遊びに行くとなると一人で行くことはないでしょう。
経験値を上げようがないのです。
郊外の男性は、異性の友達はおろか、周りの男友達でさえ結婚してしまい生活環境が変わってしまっているでしょう。
そういった中で、デートスポットとなるような場所を開拓するのは至難の技です。
ここで行動力のある人ならあらゆる手法で調べ、女性を誘うのかもしれませんが、そういった男性が多いわけではありません。
郊外の人のデートスポットはショッピングモールであったり、近所の居酒屋程度で精一杯であり十分なのです。
まず、車社会で生活しているため電車がわかりません。
電車に乗るとしても、田舎はどこへ行くにも大体一つの路線で済んでしまうのです。
そんな人に東京の路線図なんてわかるわけがありません。
不安過ぎて「電車を使うのはやめよう」となるわけです。
郊外の定番「ドライブデート」です。
この選択肢になることが多いでしょう。
しかし、ドライブデートと言ってももちろん関東でも北部を選択する傾向が強くなります。
なぜなら
「都内は怖くて運転できない」
「首都高に入ったらどこへ行くかわからない」
ということです。
こうなると女性を迎えに行くことさえ困難です。
色々考えた結果、埼玉まで来てもらうのも悪いし、誘いにくくなるという負のスパイラルに陥ります。
下手に自分で場所を提案して「つまらない」なんて思われたらどうしようと考えます。
仮交際中に他の男性と比べられてると思うと負けるわけにはいきません。
その場所の提案が「センスないなぁ」となるのが怖いのです。
それであれば女性に行き場所を提案してもらうことが楽なのです。
縦社会のサラリーマンの性格上、誰かに何かを決めてもらったことを遂行する事が得意です。
「女性のご機嫌を伺う=上司のご機嫌を取る」
どちらも嫌われたら将来がないのです。
女性はお相手が郊外であれば、郊外のデートで好きな場所を考案したり、いきたい場所のヒントを会話の中でたくさん出してあげる。
それでも気が付かない場合は、あなたの好きなところへ連れてって感を出す。
普段の会話で誰かを否定するような言い回しは絶対しない。
誰かを否定する姿を見ると、お相手は自分も否定されるかもしれない、と弱気になってしまいます。