

結婚相談所のカウンセラーという仕事をしていると、ふと「親心子知らず」という言葉が頭をよぎることがあります。
もちろん、私たちは会員さんの“親”ではありません。
けれど、どの会員さんにも共通して抱いているのは、
「なんとか幸せにしてあげたい」という強い願いです。
時には厳しいことを言うこともあります。
でもそれは、見放すためではなく、前に進んでほしいから。
——まるで、我が子を見守る親のような気持ちなのです。
私たちは日々、会員さんと向き合いながら多くの出会いと別れを見ています。
中には「条件的に厳しい」「外見的にちょっと」と言われる方もいます。
それでも、どんな方にも「幸せの形を見つけてほしい」
だからこそ、時に夜遅くまで「どうすれば成婚できるか」を考え続けます。
「この方には、こんな人が合うのでは?」
「どう伝えれば次の一歩を踏み出せるだろう?」
その姿勢は、まさに“子を思う親”そのものです。
結婚相談所間でやり取りをしていると、時には耳の痛いことを言われることもあります。
自社会員の言動や印象について、あれこれ言われることもある。
そんな時、私たちは**「うちの子を馬鹿にしないでください」**という気持ちになります。
もちろん言葉には出しませんが、心の中では強く思っています。
だからこそ、
嘘やごまかし、いい加減なことはしてほしくない。
誠実な活動をしてくれれば、私たちは全力で守り、支え、信じます。
どれほど親心を持っていても、成婚という結果が出なければ、
「何もしてくれなかった」「自分には合わなかった」と感じる方もいます。
それは仕方のないことだと思っています。
でも、だからこそ私たちは「次こそ」と気持ちを新たにしていくのです。
結婚相談所のカウンセラーは、世間が思うほど“利益優先”ではありません。
一つの成婚報告が届くたびに、
まるで自分の家族が幸せになったかのように喜びます。
婚活の現場は、時に厳しく、時に切なく。
それでも、私たちはいつも「我が子の幸せ」を願っています。
「親心子知らず」とは、愛の形のひとつ。
伝わらなくても、理解されなくても、
あなたの幸せを本気で願うカウンセラーが、ここにいます。
こぐまりっじのクマも、冬眠中の夢で思うのです。
「会員さんの笑顔が一番のごちそうだなぁ」って。
あなたの幸せを願う気持ちは、今日も変わりません🐻✨

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