
「自然体でいられたから結婚を決めました」
婚活の現場で、非常によく聞く言葉です。
しかし――
“自然体”とは具体的に何を指すのか?
そして、男女でその意味は同じなのか?
ここを理解していないと、
「私は自然体だったのに振られた」
というズレが生じます。
今回は、婚活現場で見える
男女それぞれの“自然体”の概念の違いを整理します。

一般的に自然体とは、
無理をしていない
気を遣いすぎていない
自分らしくいられる
緊張せず安心できる
という状態を指します。
しかし、ここで重要なのは、
“自分が自然体”と“相手にとって心地いい”は別問題
だということです。
男性が「自然体でいられる」と言うとき、
多くは次の状態を指します。
沈黙が怖くない
話題を無理に作らなくていい
失敗しても責められない安心感
テストされている感じがしない
条件で値踏みされていない
カッコつけなくていい
完璧でなくても受け入れてもらえる
男性の自然体は、
“安心・安全・否定されない空気” に強く結びつきます。
一方、女性が「自然体でいられる」と言うときは少し違います。
嬉しい・悲しいを素直に出せる
気を遣いすぎなくていい
話をちゃんと聞いてもらえる
自分の話を否定されない
取り繕わなくていい
素のテンションでいられる
女性の自然体は、
“感情を受け止めてもらえる感覚” と結びつきます。
ここが重要です。
| 男性の自然体 | 女性の自然体 |
|---|---|
| 評価されない安心 | 感情を受け止めてもらえる安心 |
| 競争がない | 共感がある |
| 否定されない | 理解される |
例えば、
女性:「もっと気持ちを言ってほしい」
男性:「今でも自然体なのに、なぜ求められるのか?」
男性:「そのままでいいよ」
女性:「ちゃんと気持ちを聞いてほしい」
このようなズレが生まれます。

自然体とは、
“自分が楽”という意味ではない。
正確には、
お互いが安心できる状態を作れるかどうか
です。
自然体でいられる関係は、
最初から存在するものではなく、
相手の考えを理解し
違いを知り
配慮を重ねる中で作られるもの
なのです。
「自然体でいられたから結婚した」
これは偶然ではありません。
男性の安心ポイント
女性の安心ポイント
この両方を理解できたとき、
本当の意味での自然体が成立します。
自然体は“性格”ではなく、
“関係性の成果” です。

🧸
自然体は「最初から相性がいい」ことではありません。
違いを理解しようとする姿勢がある人同士が、
結果的に「自然体でいられる関係」になります。
自然体は、見つけるものではなく
育てるもの です。