これは実際に会員様からご報告のあった案件です。
お二人とも30代後半の仮交際カップルでした。
女性の名前をまり子(仮名)男性をまり男(仮名)とさせていただきます。
今回は2回目のデートということもあり、半日程度の時間を一緒に過ごすことになったのです。
今回は女性会員様の視線になって書いてみたいと思います。
デートをしている女性の気分になってお読み下さい。
合流した時間がまだ午前中だったため、まずはお買い物です。
私は(まり子)はお財布を買い換えようかと思っていたので「お財布でも見に行きませんか?」とお誘いしたのです。
すると、まり男さんもちょうど欲しかった様子で「いいですね、じゃあ〇〇いきましょうか」とお店を提案して下さいました。
せっかく同感してもらったのに、私は「はい・・・」とちょっと疑問を感じ始めます。
二人の感覚がズレた瞬間でした。
私【せっかく買うなら長く使える良い物】
まり男【お金を入れておける入れ物】
という二人の価値観がすれ違ってしまったのです。
私の中で結婚後のイメージが暗雲立ち込める怪しい雲行きに感じました。
まり男さんは、思い描いたようなお財布がなかったようで、次のお店に向かうこととなりました。
私もちょっと一安心といったところです。
次に向かったお店は高価なお店ではありませんが、私も「ここなら見つかるかも」と小さな期待を胸に物色できるレベル。
まり男さん「9,000円とか高っ!」
私「えっ(大人のお財布で9,000なら全然高くないと・・・)」
何も買うことなく、気がつけば12時を回っています。
私「そろそろお昼でもいかがですか?」
まり男さん「そうですね、何がいいですか?どこでもいいですよ」
これは優しさの選択肢なのか、優柔不断の決断力不足なのか、お昼からのデートなのにお昼ご飯のプランが何もないのか、、、私は、ちょっと疑心暗鬼になっています。
近くの目に入ったファミレスに入りました。
全然いいんです、今回のデート地自体がかなり郊外なので期待値は最初から高くはないですから。
「お店考えてきてくれてなかったんだな」とか贅沢は言いません。
選択肢が持てるほどのお店がなかったに違いないんです。
今日を楽しんでいきましょう。
食事中に「甘いものが好きなんですか?」という会話をしてたので、てっきりデザートのお誘いあるかと思ったら、いつになってもないんです。
これも全然いいんです、食事の会話を楽しむために食後のデザートの期待は、ちょっとだけありましたが、まだお財布探索というミッションが達成してませんから。
まり男さん「そろそろいきましょうか」
婚活マニュアルに『スマート会計』なんてものがよく書いてありますが、実際タイミングって結構難しいんですよね。
レジがすごく遠かったり、テーブル会計がうまくできなかったり、男性は大変なのは知ってます。
まぁ一緒にレジに行きましょうかね。
(えっと、彼はレジに向かって行ったけど、テーブルには・・・ん?この白い紙がまだある。これってお会計に必要なアレだよね。ホウホウホウ持って行ってはくれなかったのね、忘れたのかな??きっと、そうに違いない)
まり男「会計ってどうやってするの?」
私「(どういうこと?プチパニック)」
これは私の中の初体験でした。
まり男さん「私出しましょうか?」と聞かれたのです。
「〜しょうか?」と聞かれた女性が「お願いします」なんて言える人いるのでしょうか。
私には言えませんでした。
しかし、衝撃はその後だったんです。
まり男さんは財布を開く事もなく、一銭も出す事なく、レジの前にたたずんでいるのです。
これって、私が払うってこと・・・だよね。
いいんです、いいんですけど・・・ですけど・・・そういう感じ?
2回目デートでそういう経験なかったもので動揺してしまった私の経験不足です。
私は二人分お支払いを完了させたのでした。
まり男「どこへ行きましょうか」
完全にノープランです。
知らない土地で「どこへ」と聞かれても、私には何も思い浮かびませんでした。
そこで出たのは「電気屋さんへ」私、精一杯です。
デートに大切なのは目的地じゃなくてコミュニケーションですから、電気屋さんだってその人の生活感を感じる事ができます。
結婚後にこうやって、新生活を作るときに電化製品を選んだりすると思えば心も躍ります。
まり男「これ!新生活に必須ですよね!」
私「(ぜんぜん要らないんですけど)そうですね!」
女性向けの商品が並ぶコーナーに入っていきました。
私も少し沈んだ心を立て直すべく、頑張って満面の微笑みで彼に冗談を言ったんです。
明らかに女性しか使わない商品を持って・・・
私「これ使ってみたらどうですか?」
まり男「それは、女性用の商品ですね、私には必要ありません」
彼は真顔でした。
気がつきました。
彼はちっとも冗談を言わないんです。
将来を考えた時に、明るく笑いのある家庭が全くもって想像できません。
私は言いました。
「お時間少し早いですが、今日は帰りましょうか」
いかがでしたでしょうか。
女性側のお話しだけで構成されておりますので、どこまでが本当かはわかりません。
考え深い部分が多数あったのはお気付きいただけたと思います。
カウンセラーをしておりますと、驚くようなお話が耳に入ることもあります。
そういった情報を蓄積し、会員様の未来を明るいものとすべくアドバイスさせていただいております。
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