婚活をしていると、よくあるのが
「自分が思っているより、ちょっとハイスペックな人を狙ってしまう」というパターン。
たとえば、
・自分は年収400万円台 → 年収600万円以上の男性を希望
・自分が40歳 → 35歳くらいまでの女性を希望
・普通の会社員 → モデルのような容姿の人を希望
といったように、
“少し上のレベルの相手”を理想に描いてしまう方は少なくありません。
理由はシンプルです。
婚活市場では「自分の魅力を最大限に活かして、できるだけいい人と出会いたい」と思うのが自然だから。
しかも、普段の生活では出会えないような人とも出会える環境があるため、つい理想が高くなりがちなんです。
ただ、その「理想」がほんの少し背伸びしたものならOKですが、
“現実の自分”とのバランスが取れていないと、
マッチングがなかなか成立しなかったり、せっかく出会っても関係が続かなかったりします。
恋愛も結婚も、「スペックの釣り合い」よりも大切なのは“相性”。
自分がリラックスできる人、自然体でいられる人こそ、
長く一緒にいられるパートナーになります。
「自分の市場価値を下げる」必要はまったくありませんが、
冷静に“自分と合う相手”を見極めることで、
婚活はぐっとスムーズになります。
理想を現実に近づけていくことは、妥協ではなく“婚活の戦略”。
偏差値でいうなら、「+5」くらいを目指すのは自然ですが、
「+15」を狙い続けると、婚活が長期化してしまうこともあります。
「本当に一緒にいたい人はどんな人か?」
「結婚後の生活を想像したとき、安心できるのはどんな相手か?」
そんな視点で見つめ直してみると、
出会いの幅がぐっと広がるはずです。
※画像をクリック