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身近で起きた「ロマンス詐欺の悲劇」Part1

  • #ロマンス詐欺 #婚活トラブル #SNS詐欺 #投資詐欺 #婚活注意 #出会いのリスク #恋愛心理 #こぐまりっじ
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■はじめに

これは、ごく身近で実際に起きたロマンス詐欺の話である。

とある知人と、ゆっくり話をする機会があった。
たわいもない雑談のつもりだった。

その知人は、つい最近離婚した50代の男性。
どこにでもいる、ごく普通の中年男性だ。

しかし、その会話は思わぬ方向へ進んでいくことになる。

■「最近モテてるんだよ」という違和感

彼は少し嬉しそうに、こう話し始めた。

「最近、いろんな女性と交流があるんだよ」

話を聞くと、どうやらそれはリアルではなく、ネット上の話。
きっかけはTikTokだった。

「TikTokやってる?」と聞かれ、私は
「見るくらいなら」と答えた。

すると彼はこう続けた。

「すごい数のメッセージが来るから、全部返してるんだよ」

――ここで、私は違和感を覚えた。

普通なら無視する。
少なくとも、私は一度も返信したことがない。

返す意味がないからだ。

■“モテている”という勘違い

彼の話は、どこか愚痴のようでありながら、
どこか嬉しそうでもあった。

執拗に誘われるが、自分は馬鹿じゃないから断っている。
そう言いながらも、その表情は明らかに満たされている。

おそらく彼は、

「自分にはまだ需要がある」
「自分はモテている」

そう感じていたのだろう。

しかし実際には、

「お金も時間もないおじさんだ」と断るその言葉自体が、
“それでもいいなら関わってほしい”というサインになっている。

完全に、相手のペースに乗せられている状態だった。

■決定的に怪しい話

そんな中、彼は特に仲良くしている女性の話を始めた。

その女性はこう言ったらしい。

「そんなにお金がないなら、増やし方を教えてあげる」

ここで話は一気に危険な領域に入る。

彼が「お金がない」と伝えると、女性はさらにこう言った。

「じゃあ、私がそこにプラスして投資してあげる」

――普通に考えれば、あり得ない話だ。

しかし彼は、それを好意として受け取っていた。

「自分に会いたいがために、女性がお金を出してくれる」

そんなストーリーを、完全に信じていたのだ。

■すでに手遅れだった現実

私は率直にこう聞いた。

「それ、詐欺じゃないの?」

しかし、その時にはすでに――
投資は終わっていた。

彼はスマホの画面を見せてきた。

そこには、投資金額と利益らしき数字が並んでいる。

だが、そんなものはいくらでも作れる。

それでも彼は信じていた。

・税金はかからない方法がある
・相手は外国人で優しい女性
・母親の面倒を見ている真面目な人

すべてが、どこかで聞いたことのある“設定”だ。

それでも彼の中では、
信頼度100%から一切揺らがない。

■第三者の判断

私は話の内容をまとめ、AIにそのまま投げた。

返ってきた答えはシンプルだった。

「信じたい気持ちは理解できるが、100%詐欺です」

その説明をすべて読み上げると、
彼は一気に落胆した。

「高い授業料だった……」

そう呟いた。・・・つづく

■なぜ気づけなかったのか

正直、この話を聞くまではこう思っていた。

「ロマンス詐欺なんて、引っかかる方がおかしい」

しかし違った。

彼は特別な人ではない。
むしろ“普通”だからこそ起きた。

・離婚直後の孤独
・時間の余白
・誰かと繋がりたい欲求
・自分の価値を確認したい気持ち

この条件が揃った時、人は――

「都合のいい現実」を信じるようになる。

■ロマンス詐欺の本質

今回のケースは典型的だ。

  1. SNSで接触(TikTokなど)

  2. 毎日のやり取りで信頼構築

  3. 恋愛感情・承認欲求を刺激

  4. 「あなただけ特別」という演出

  5. 投資や送金の話へ誘導

重要なのはここだ。

詐欺は「お金」から始まらない。
「感情」から始まる。

だからこそ、冷静な判断ができなくなる。

■防ぐために必要な視点

では、どうすれば防げるのか。

答えは単純だが、非常に重要だ。

「うまい話を疑う」のではなく
「なぜ自分なのかを疑う」こと。

・なぜ見ず知らずの自分に?
・なぜ無料で?
・なぜリスクを相手が負うのか?

ここに明確な答えが出ない時点で、
その話は成立していない。

■まとめ

ロマンス詐欺は、特別な人が引っかかるものではない。

むしろ――
普通の人ほど引っかかる。

なぜなら、

・信じる力がある
・人を疑うことに慣れていない
・感情を大切にしている

そういう人間らしさを、利用されるからだ。

今回の知人も、決して愚かだったわけではない。
ただ、“タイミング”と“心の隙間”を突かれただけだ。

もしこの記事を読んでいるあなたが、

・最近やけに親切な異性と出会った
・お金の話が絡んできている
・「自分だけ特別」と感じている

そう思ったなら、一度立ち止まってほしい。

その出会いは、本物か。
それとも――作られたものか。

■おまけ(こぐまりっじからのひとこと)

恋愛は「信じること」が大切ですが、
婚活は「見極めること」がもっと大切です。

優しさと疑う力。
このバランスを持てる人が、最終的に良いご縁を掴みます。

 

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