メールやLINEを送ると、すぐに電話をかけてくる人がいます。
メールやLINEを送る側は多くの場合、「電話をしたくない」という環境、もしくは心理状態です。
と言うことは、当然、「なんで・・・」と思われながら電話をとることでしょう。
この現象は年配の男性に多く見られます。
その心理にはいくつかの要素が考えられます。
まず第一に、電話は即時性があるため、コミュニケーションをスピーディに行いたいという欲求があるかもしれません。
電話はすぐに答えないといけないので、相手の話や、問いを瞬時に答える必要が出てしまいます。
言いにくい事や、濁したい事も問い詰められてしまう危険性があるのがイヤなのです。
また、声のトーンや表情が伝わるため、感情をより直接的に伝えたいという気持ちも考えられます。
そして、相手とのつながりを強めたいという意図もあるかもしれません。
ダラダラと家出過ごしている時に、テンション高く電話がかかってきたらどう思いますか?
「今じゃないんだよなぁ」「疲れてるんだよなぁ」となりませんか。
苦痛ですよね。今はダラダラしていたいのです。
すぐに電話することによって、相手の都合を無視してしまい、プライベートな時間を割り込んでしまうことがあります。
電話に出なかったり、折り返しの電話が遅れたりすると、相手はイライラや不快感を抱くかもしれません。
そのため、文句を言われることも少なくありません。
こうした文句を言う理由は、自己中心的な行動に対する不満から生じることが多いです。
一度電話に出ると長電話になる人や、すぐに折り返さないと不機嫌になる人は面倒な人ということになります。
「メールを送ると電話が来るからメールもしたくない」という存在になることでしょう。
親しくなればなるほどその傾向が強く出ると言えます。
「メールが面倒」という人はすぐに電話を使います。
しかし、相手にしてみれば「電話は面倒」なのです。
すぐに折り返しの電話がないと、いつもは使わないメールで「電話ください」など送るのは最悪と言えるでしょう。
自分のタイミングがあるように相手のタイミングがあるのです。
メールなどの他の手段を使うことで、より円滑なコミュニケーションを築くことが重要だと言えるでしょう。
また、急用でない場合でも相手を大切に思う気持ちを込めて対応することで、より良好な関係を築くことができるでしょう。
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