私は結婚をしてから結婚相談所を開業いたしました。
そんな私が、実際結婚相談所をどう思っているかという事をお伝えしたいと思っています。
これは、自分が会員として活動することを前提に考えた場合の感想となります。
結婚相談所開業前、当時交際していた30歳の彼女が、実は結婚相談所で活動中だったことがありました。
「あなたと交際するとなると、結婚相談所を退会する必要がある。」と言われたのです。
この人、そんなにモテないの？？そんなに必死なの？？
「辞めちゃえば？」それなりの費用が掛かっていることや、親の資金で活動開始していること、結婚相談所というものを軽く考えていました。
当時、年下で定職に就いてさえいなかった私は、相手親と完全にVSモードとなりました。
数回呼び出され、怒られ、隣にいる彼女はフォローさえなく、ただただ黙っているのです。
若かった私は引くことを知らず、真っ向勝負に出ていたので、状況は悪化しかありませんでした。
今となれば、カウンセリング時に親と一緒に来店する婚活者がどういった感じなのかがよくわかりますが、当時の私には「親に干渉され、いいなりのダメな女性」としか思えませんでした。
親のいいなりになる彼女が理解できず、私は再びソロ活動をはじめることに。
今考えると、その状態が家族ぐるみで婚活をする本当の姿なんだと思います。
親が子を心配し、過干渉になっている状態であったり、自立しきれない婚活者なのでしょう。
親となった私は、今なら子供を思う親の気持ちがわかります。
答えは「イエス」となります。
これは、前提として「独身である・結婚願望がある・定職についている」という条件があっての話になります。
現在、オンライン化が急激にすすんだ結婚相談所のシステムはとても素晴らしく、特に「オンラインお見合い」に関しては、住んでいる場所を問わずに全国の人とつながることが出来ます。
結婚相談所という安心安定のシステムを、住んでいる場所を関係なしにお見合いのお申込みができるようになったわけですから、とてつもなく幅が広がったと言えます。
これは宣伝などではなく、単純に魅力的なシステムに仕上がったと思っています。
私は男性なので、現在の状態から婚活を始めるとすると、今の仕事があってこその年収なわけですから、遠方の女性にお見合いのお申し込みをした場合、「私の条件は、埼玉県加須市にある結婚相談所で働いている年収があってこそのもの」となります。
ここで、お見合いを受けてもらえた場合は、「気に入ってもらえればお嫁に来てくれる可能性が高い」という事です。
男性は、その地域に住んでいてこその年収の維持ですから、引っ越した場合に年収が上がるという事が考えにくいのです。
ということは「全国どこの女性にお申込みしても、輝く未来が待っている」と前向きに考えるしかないでしょう。
とはいえ、ライバルは当然全国に存在しています。
多少気に入ったくらいでは、わざわざ遠方の私と交際に進むことも難しいでしょう。
しかしながら、「結婚の意識を持っている好みの女性に、いきなり交際を申し込む」というようなマネが通常の生活ではなしえないのです。
全国数万人もいる婚活者が自分を待っているかもしれないという勘違いをしていたいのです。
自分がお申込みしたお相手の方が、私を結婚を前提とした目で見てくれているなんてことは、通常の生活の中にはなかなかないんです。
マッチングアプリではみんながみんな結婚を前提として考えてくれているわけではありませんから。
結婚相談所のシステムを使用し、そこに現れる女性は、結婚する気満々で絶対にどこかの結婚相談所に所属しているという保証がもれなくついてきます。
実際、存在するかしないかもわからないようなアプリとは、信頼度がまるで違います。
そう考えたとき、その出会いへの対価として、結婚相談所の費用は安いと思いませんか？
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